お知らせ
当店OPEN時より長年愛用、そして販売してきたAMSOILですが
売り切りにて随時終了とさせていただくことになりました。
今後はより性能があると感じたLUCAS
OILを使用、販売していきます。
ぜひご使用になり、なぜLUCAS
OILに切り替えたのか体験してください。
LUCAS
OIL⇒詳細はコチラ
世界で初めて100%化学合成油を内燃機関用オイルに応用したAMSOIL。
アメリカでの販売経路の複雑さのため今まで日本にはほとんど入ってきていませんでした。オートバイはもちろん、自動車用から大型ディーゼル、マリン用のオイルまで幅広く製造しています。ご存知の方も多いと思いますが、モータースポーツ競技にも積極的に取り組んでおり、特にAMAスーパークロスにおいて人気、実力共にトップライダーであるケビン・ウィンダムやマイク・ラロッコを擁するTEAM
SoBe/Samsung/AMSOILは世界的に有名です。そのイメージが逆に日本では強く、オフロードバイク用と捉えられがちですが、本国アメリカでは合成油オンリーのオイルメーカーとしてロードバイクはもちろん、ハーレーオーナーにも人気のオイルメーカーです。
4stオイルは全てPAO(ポリアルファオレフィン)ベースオイルになります。
AMSOILのPAOベースオイルとMOTULに代表されるエステルベースオイルの大きな違いは
■PAO
エチレンから製造されるa-オレフィンを原料として、重合反応と水素化処理によって製造され、安定性を阻害する不飽和二重結合や硫黄や窒素などの不純物を含まない、均一な分子を有する化学物質です。
- 粘度指数が高く、高温においても厚い油膜の保持が可能。
- ワックス分を含まないので、流動点が非常に低く、低温粘度特性が良好なため、内燃機関などの低温始動性や暖機運転時間の短縮が可能。
- 添加剤の添加効果が高く、熱酸化安定性が良好で、高温での使用、及び長寿命が可能。
- 金属腐食やプラスチックに対する影響が少ない。
- 分子分布量が狭く、高温における蒸発損失が少ない。
- トラクション係数が低く、抵抗が少なく、省エネルギーが可能。(エンジンパワーアップ効果)
- ガスケットを痛めにくいので旧車系のレース用のベースオイルにも最適
■炭化水素系エステル
ジエステル
有機酸とアルコールからエステル化により合成されます。
ポリオールエステル
多価アルコールを原料とし、有機酸、分岐脂肪酸を使用。
エステル化は極めて簡単な反応操作ですが、生成する水や未反応物質等不純物の除去をどのように行うかがノウハウで、それによって品質・性能が大きく左右されます。
- 低流動点、高粘度指数で使用温度範囲が広い。
- 分子構成が均一で、引火点が高く、蒸発量も低い。
- 高温での熱・酸化安定性に優れる。
- 泡立ち防止性に優れる。
- 金属との親和性が良好、潤滑性に優れる。
- 生分解性、清浄分散性を有する。
- ゴム・シール材、樹脂類及び塗料で制限されるものがある。
- 旧車などのガスケットを痛める恐れがある。
- 加水分解安定性が問題となる場合がある。
■エステルのデメリット
フリクションを低減する有機モリブデンは、エステル系ベースオイルに使用しても金属表面に付着しづらくなります。金属吸着性が添加剤効果を邪魔してしまいます。
PAOは、有機モリブデン添加剤効果が発揮できます。
エステルの金属吸着性による、逆に固い、重いエンジンフィーリング、粘度抵抗、始動性の差が出ます。
☆ココがキーポイント
加水分解安定性に問題があるので、ガソリンと空気が燃焼時に発生する水分が、ブローバイによりオイルと混入して、スラッジ化してしまう問題があります。エステル系のオイルが1000Km走行程度(街乗りの場合)で急激にシフトフィーリングが悪くなったりするのは、これが原因だと考えられます。
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